健康経営~新産健会の取組み~

健康経営~新産健会の取組み~

Ⅰ. 健康宣言について

新産健会では「職員が幸せであれば、いい仕事ができる」という信念の下、職員が心身ともに健康でいられるような環境づくりに取り組んでおります。その取組みの一環として、健康宣言にもとづいて「健康経営」を推進しております。

Ⅱ. 健康づくりに向けた組織体制

新産健会では、理事長が健康経営を推進し、産業医・保健師などの産業保健スタッフによる健康推進室を専任部署として設置しています。全国健康保険協会北海道支部や各事業所の健康管理責任者と連携し、組織的に健康づくりに取り組んでいます。


Ⅲ. 健康経営戦略マップ

新産健会では、各施策において戦略的に指標を設定し、健康経営課題に取り組みます。
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Ⅳ. 「こころ」と「からだ」の健康づくり ~新産健会の7つの取組み~

1. 「こころ」の健康も守ります

慢性的なストレスは、身体に悪影響を及ぼすことが判明しています。私たちは、各事業所(50人未満の事業所も含む)で毎年ストレスチェックを実施して、職員の「こころ」の健康を守っています。

ストレスチェック実施者と回答率

        

実施者数 対象者数 回答率 高ストレス者率
2023 228 288 79% 10%
2022 205 260 79% 9%
2021 255 214 84% 10%
2020 218 248 87.9% 8%
ストレス原因と緩衝要因

        

ストレスの原因(pt) 緩衝要因(pt)
量的負担 コントロール 上司の支援 同僚の支援
2023 8.1 8.1 8.0 8.8
2022 8.3 8.1 8.0 8.9
2021 8.1 7.9 7.7 8.6
2020 8.3 7.7 7.9 8.6

ストレス原因 98Pt、緩衝要因 91Pt
全国平均(100Pt)より良く、改善傾向にあり働きやすい環境になってきているという評価

2. ワーク・ライフ・バランスの充実を目指して

職員1人ひとりが充実して働ける職場に欠かせないのが、ゆとりを持って生活することです。私たちは、職員の皆さんがゆとりを持てる職場づくりを目指しています。

残業時間の推移一人当たり残業時間推移(法人全体)
アブセンティーイズム

        

        

        

欠勤日数(のべ) 一人当たりの
平均欠勤数
2023 364日 0.99日
2022 351日 0.97日
2021 259日 0.8日
2020 203日 0.5日

※アブセンティーイズム:病気やケガ、体調不良で欠勤した日数

プレゼンティーイズム

        

パフォーマンス発揮率
2023 78%
2022 78%
2021 79%
2020 76%

※プレゼンティーイズム:出勤していても心身の不調により生産性が低下している状態

※測定方法:東大1項目版(病気やケガないときに発揮できる仕事の出来を100%として、過去4週間の自身の仕事の評価)

ワークエンゲージメント

         

         

        

活力 熱意 没頭 3スコア平均
2023 2.93 3.50 2.90 3.11
2022 2.77 2.96 2.88 2.87
2021 2.94 3.18 2.98 3.03
2020 2.62 2.91 2.66 2.73

※ワークエンゲイジメント:職員の精神面の健康度を示す概念。「熱意」「没頭」「活力」の3つが満たされている状態。(4点満点)

離職者率

2023 13.0%
2022 15.0%
2021 0%
2020 17.0%
休職者・復職者

        

        

        

休職者 復職者
2023 5人 2人
2022 3人 3人
2021 2人 1人
2020 7人 2人
平均勤続年数(単位:年)

        

全体 男性 女性
2023 5.4 6.7 4.7
2022 5.3 6.6 4.4
2021 6.3 8.0 5.4
2020 4.9 7.0 3.7
労働災害件数

2023 6件
2022 8件
3. 職員の健康を考えた食事のサポートを目指して

健康な身体を作るためには、栄養バランスのとれた食事が重要となります。
職員それぞれが気を付けるだけではなく、私たちは、栄養を考えた食事の提供や個別指導などの環境を整えています。

4. 簡単に始められる運動を習慣にして

健康を維持するために、適度な運動は効果的です。また、長時間のデスクワークによる疲労回復にも役立ちます。
私たちは、各種運動イベントに参加したり、職場でできるエクササイズを実践しています。

札幌ドームリレーマラソンへの参加、各種スポーツ大会、歩数グランプリの開催etc

5. 健康管理と適切な禁酒・禁煙に向けて

私たちは全職員の健康診断の受診を勧めており健康診断結果のフィードバックとともに適切な禁酒量禁煙に向けて啓発を取り組んでおります。
喫煙者でお酒を飲む人は、種類を問わず、がんで死亡する危険性が高くなります。もちろん禁煙者でも、「飲酒関連がん(食道がん、胃がん、肝臓がんなど)」の死亡率が高くなります。

定期健康診断受診率・再検査受診率

        

受診率 有所見者率 再検査率
2023 100% 32.8% 47.9%
2022 100% 29.9% 23.2%
2021 100% 42.6% 48.8%
2020 100% 16.5% 22.5%

有所見者:要精密検査、要治療判定の者

※2021年より判定基準改定

適性体重維持者率

2023 67.6%
2022 67.1%
2021 74.4%
2020 66.6%

適性体重:BMI 18.5~25未満の者

飲酒頻度

        

毎日 時々 ほとんど飲まない
2023 11% 43% 45%
2022 10% 48% 42%
2021 13% 46% 41%
2020 11% 50% 39%
喫煙率

        

吸っていない 習慣的に吸っている
2023 91% 9%
2022 92% 8%
2021 92% 8%
2020 91% 9%

6. 女性特有の健康課題をサポート

私たちは、年齢や生活に応じて、様々な体調変化が起こりやすい女性職員のため、定期健康診断に女性特有のがん検診の受診補助制度を開始しました。また、妊娠中や育児をする職員も応援しています。

乳がん検診

        

        

        

実施者数 対象者数 実施率
2023 26 99 26%
2022 22 107 21%
2021 10 23 43%
2020 7 33 21%

対象者:2021~2022年まで40歳以上正職員のみ、2023年より40歳以上女性職員全員

実施者:当法人で実施した者

 

※法人内クリニックで実施する場合

子宮頸がん検診

        

        

実施者数 対象者数 実施率
2023 19 242 8%
2022 5 84 6%

対象者:2022年より20歳以上女性職員全員

実施者:自己申告した者

 

※法人内クリニックでは対応不可のため自身で予約、実施する場合

年度別育休取得率は5年連続100%
今後も定期的に乳がん検診を受けたいと思う⇒100%
今後も定期的に子宮頸がん検診を受けたいと思う⇒92%

 

はなえみレディースクリニック様と連携、女性職員のサポート窓口に

・相談内容:不妊治療、子宮内膜症、子宮がん検診、卵巣検診など

7. 感染症対策について

私たちは、職員の感染症への感染予防にも取り組んでおります。その一環として、職員のインフルエンザ予防接種や風しん・麻しんの抗体検査にかかわる費用支援等を行っております。
また、感染拡大防止と該当職員の体調管理の観点から、下記のように感染症に罹患した職員に休暇を付与しています。

感染症にかかわる特別休暇

出勤可能日 特別休暇期間
ノロウィルス 症状がなくなってから2日間経過後
調理等食品を扱う業務の場合に、検査で陰性が確認された後
5日間
インフルエンザ インフルエンザ発症後5日かつ解熱後2日経過後 6日間

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